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税務調査対策エッセンス

講座内容

この講座は、550名以上が参加した元国税調査官・公認会計士による人気講座のうち、税務調査対策部分のエッセンスを収録したWEB講座版です。
総講義時間20時間以上にも渡る講座の中から重要なポイントを約1時間分取り出しましたので、エッセンスを効率的に吸収していただけます。 

税務調査は、調査官に主導権を握られてしまう等、対応を一歩間違えれば、大変なことになります。
そうならないためには、まずは税務調査のメカニズム(大筋)を正確に把握することが重要です。

この講座では、一般の税理士が、「税法の観点から」税務調査の解説をするのに対し、国税当局や国税調査官のリアルな論理・習性にフォーカスします。

これにより、これまでブラックボックスだった税務調査の謎を解き明かし、対応を見誤ることなく、税務調査の現場で役立つノウハウを習得します。

※本講座は、講義録音動画になります(スタジオ録音音声程クリアではありませんが、視聴に支障はございません)。
 
カリキュラム

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【税務調査対策エッセンス】
0. このような悩みはありませんか?&全体像 [19分33秒]
・このような状況・お悩みはありませんか?
・その状況お悩みの原因は何?
・間違った3つの固定概念
・よくあるNG状況
・(調査官から)こう言われたらどうしますか?
・嘘のような本当の話①②
・税務署側の脅しや交渉はなぜ行われるか?
・ノウハウよりも大事なものとは?
・全体像|税務調査の流れ(時系列)
[ポイント] まず、税務調査を受ける会社に、よくある悩みと本当に必要なこと、そして、税務調査の全体像を把握していただきます。

1.会社によって受ける税務調査は全然違う? [9分9秒]
・御社はどんな調査を受けていますか?
・内情|税務署と国税局との違いとは?
・内情|組織図
・内情|法人税の調査等は大きく12パターン
・内情|調査官の経歴は要チェック
[ポイント] 次に、税務調査のメカニズムの把握に必要な、国税局や調査官の内情を知っていただきます。

2.税務調査にお土産は必要か?  [7分17秒]
・調査にお土産は必要か?
・税理士からよく受ける質問 「調査官にもノルマがあるの?」
[ポイント] 都市伝説と化した噂の“本当の”答えを知っていただきます。

3.調査官の習性とは? [7分00秒]
・調査官の心の中、手の内は?
・調査官vs税理士の着眼点
・調査官時代の上司の言葉 「税務調査に税法は必要ない」
・調査官時代の先輩の言葉 「税理士の作った資料は見ても意味がない」
[ポイント] 調査官が、“税理士とは違う”観点で、現場で何を考えて調査をしているかを知っていただきます。

4.調査でのNG行為 [13分01秒]
・NG①調査でやってはいけないこと
・NG②調査でさせてはいけないこと
・NG③調査でやってはいけないこと
・重加算税とは
・重加算税を課す場合のガイドラインとは?
・税務調査の流れ(国税当局vs納税者)
[ポイント] 調査でやってはいけない対応方法と、超重要論点である重加算税について知っていただきます。

5.税務調査は会計監査とどう違うか? [9分39秒]
・会計監査でやるべきこと
・税務調査と会計監査の最大の違いとは?
・調査官vs会計士が見ているところ
[ポイント] 税務調査と似て非なる会計監査との違いを、深いレベルで知っていただきます。

 
よくある質問

Q.税務調査は書籍では学べないのですか?

A.税務調査の書籍は、国税OBでない税理士が、聞きかじったことを伝聞ベースで記載したものが多く、また、国税調査官から見て必ずしも正しい情報という訳ではありません。
具体的には、一般的な書籍は、中小零細企業を対象とした、対「税務署」の対処法が記載されています。しかし、会社の規模や、調査の種類によっては、通用しないことや、裏目に出てしまうことすらあり、非常に危険です。

Q.税務調査が来そうにない or 過去に来たが大きな問題はなかったのですが、役に立ちますか?

A.結果的に調査に来られようが来られまいが、“国税当局”の視点を体感していただくことは、税務調査のためだけでなく、経理の不正防止や業務効率化にも波及しますので、得られるものは大きいと思います。

Q.これまでそれなりに税務調査対応経験があるので、この動画を見る必要はありませんか?
A. これまでに“税務調査に対応した経験がある“ことと、“その対応が正しかったどうか”はまた別の話です。これまでの税務調査対応を検証する意味や、うすうす気づいていたことを明確に言語化するという意味において、この動画を視聴して確認しておくことは、今後のあなたの税務キャリアにとって非常にプラスになるかと思います。

受講対象者

・税務調査がなにかそもそも(実は)よくわからない、正しい対応方法を身につけたい方
・定期的に税務調査を受けていて、対応に頭を悩ませている方
・税務調査で問題が発覚すると、自分の勤務評価に響くという切実なお悩みをお持ちの方
・税務調査に困る顧問先やクライアントに的確なアドバイスをしたい税理士、公認会計士の方

講座提供元

税務総合研究会

講師プロフィール

税務総合研究会 講師

国税局採用の国税調査官として、法人の税務調査を担当。(出向により財務省本省での、政策・法令の企画立案、国会対応業務等にも従事)。

公務員在職中、公認会計士試験に上位合格し、外資系世界4大会計事務所にて、約10年間会計監査業務と税務業務に従事。
上場企業、外資系企業を担当し、国税局調査部の調査を受ける側も数多く体験。

町の税理士では手に負えない、上場企業、上場準備企業の税務調査にまで精通する。
国税当局の調査現場・中央省庁の内部論理まで熟知した、日本で唯一の公認会計士。
ミスがどのようにして起こるのかという観点から、事前・予防的なセカンドオピニオンが得意。