「全ての経理・財務パーソンに役立つ情報を」をコンセプトに、簿記、経理実務、税務申告、給与計算、経理で役立つエクセルなどの、経理・財務分野に特化したコンテンツを提供しています。いつでもどこでもインターネットの環境があれば学習することができます。

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経理実務担当者養成セミナー【管理会計入門編】

講座内容

上場企業の経営者やCFOの多くが「経理パーソンには、一緒に経営を考えてくれる人は非常に少ない」とお話しされます。

実際に中小企業の多くで経理スタッフに求められるスキルは、日常経理から月次、年次決算業務の経験など、いわゆる「財務会計」が中心です。

しかし、経営者やCFOの方は経理パーソンに対して、経営に役立つような情報を提供してくれる「経営参謀」としての役割(いわゆる「管理会計」のスキル)を求めています。
では、管理会計のスキルを高めるには、どのように学べばよいのでしょうか?

経営企画やそれに類するポジションにいないと、OJTで身につけるのも難しいでしょう。
必要なのは「数字から企業・部門の健康状態を理解する力(会計センス)」になってきます。

本セミナーは、管理会計に必須の知識を学びます。月次決算、事業計画書の作成方法、予実管理の方法、「部門別損益計算」の実践、
KPI、KPT、PDCAサイクルの応用方法や、損益分岐点・採算性を理解し業績改善に生かす手法などを身につけ、実践的に「会計センス」を磨きます。

「ルーチン業務ができる経理パーソン」から脱却し、「経営参謀として経営者やCFOから重宝される経理パーソン」を目指しませんか?

※この講座は、2022年8月に開催されたセミナーを収録した講座です。

【視聴期間】
注文完了日より90日

【エージェントサービス登録済の方】
受講料:15,000円(税込)から10%OFF
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カリキュラム

詳細をみる

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1.早く正確に「月次決算」を行う方法を理解しよう
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(1)「月次決算」の重要性を理解しよう
(2)なぜ「月次決算」がうまくいかないか?…全社的に取り組む
(3)「月次決算」実践の8つのポイント
 ポイント(1)月々の「売上原価」「売上総利益」を正確に計算する
 ポイント(2)月々の「減価償却費」をわかりやすく表示する方法
 ポイント(3)「売掛金」「買掛金・未払金」をすばやく計上する方法
 ポイント(4)賞与の支給月だけ「赤字」を解消し、納税資金を準備する
 ポイント(5)月々の「法人税等」の負担をしっかり把握し、納税資金を準備する
 ポイント(6)月々の「消費税」の負担をしっかり把握する
 ポイント(7)「重要性の原則」と「明瞭性の原則」を理解して早く・正確に月次決算を行う
 ポイント(8)簿記上の勘定科目にこだわらない
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2.事業計画書(経営計画書)の作成方法
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(1)事業計画書(経営計画書)を作成する
(2)実際の事業計画書にもとづき「予実管理」を行う
(3)KPI(重要業績評価指標)を理解する
(4)PDCAサイクル、KPTを理解する
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3.「部門別損益計算」を理解する
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(1)損益計算書(全社)と部門別損益計算書の違い
(2)本社(共通費)の配賦方法と「管理可能利益」の考え方
(3)部門別「損益分岐点売上高」の作成とその活用方法
(4)「部門別損益計算書」のデメリットと米国グーグルの「生態系モデル経営」とは
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4.損益分岐点売上の計算と応用で「会計センス」を高めましょう
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(1)損益分岐点売上の計算方法
(2)最終利益はどう計算されるか?変動費・固定費を理解する
(3)安全余裕率・安全余裕額を理解し、実際に計算する
(4)新規出店で固定費が増大した場合、損益分岐点売上高はどの程度増加するか
(5)年収500万円の従業員を採用、社員はいくらの売上で損益はトントンか?
(6)目標利益を達成するための売上はどう計算されるか?
(7)売上高が減少した場合、固定費をどの程度削減しなければならないか?
(8)利益を出すポイントは3つ—どこを改善すれば利益が出て、キャッシュフローが改善できるか?
(9)利益体質の会社か否か? 不景気に強いか否か?を検討しよう
(10)この仕事を実行するか止めるか、「採算性」を考えましょう

受講対象者

・財務処理だけでなく経営分析まで担当している中小企業の管理部門責任者。
・管理会計の基礎をまなび、経営者のパートナーとしてステップアップしたい経理担当者。
・経営分析に必要な「会計センス」をみにつけ、コンサルティングのスキルを磨きたい会計事務所の顧問先担当者

講座提供元

麻布ブレインズ・スクール

 
お問合せ方法

講座の内容についてのご質問は、下記までお問合せください。
受付フォーム:https://www.azabu-brains.co.jp/support/

講師プロフィール

松田修

麻布ブレインズ・スクール
代表 税理士 松田修

昭和61年、税理士試験合格。村田簿記学校講師(法人税法・簿記論担当)として活躍後、辻会計事務所(現 辻・本郷税理士法人)入所。
数多くの企業の会計・税務業務や経営相談などを経験し、独立。
現在、税理士 松田会計事務所所長、簿記・税務の専門スクール「麻布ブレインズ・スクール」の代表を務めるほか、各種実務セミナー講師としても活躍中。
丁寧でわかりやすい解説はもちろんのこと、実務で役立つ事例解説が評判で、受講者から絶大な人気を誇っている。

【主著】
「はじめてわかった決算書—プロのコツ」「勝つ会社—プロのコツ」
「資金繰り改善とキャッシュフロー計算書作成ここがポイント!」
「Q&Aで基礎からわかる固定資産をめぐる会計と税務」
「会社のお金がとぎれない!社長の現ナマ経営」
「いまこそ再認識!資金繰りとキャッシュフロー(税務研究会)」
「最新よくわかる決算書の鉄則と読み方(秀和システム)」
「Q&A 税務知識のポイント第4版(清文社)」など多数。